自己アピールをする声優

演技力が命!声優養成所は自己アピールの方法を学ぶ場所ではない。

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声優を目指すために養成所に入ったら、必ずと言っていいほど講師の方から教わるのが自己アピールの方法です。

僕は養成所時代、現役講師の方から「どれだけ演技力があっても、オーディションのときに審査員にアピールすることができなければ声優にはなれない」とつよく教わりました。

しかし、僕を含めてほぼ全員がこの言葉の趣旨を「演技力よりも自己アピールの方が大切」だと勘違いしていたんです。

その結果、当時は40人ほどのクラスメイトの中で一緒にレッスンを受けていましたが、あれから6年が経った今も残念ながら一人も声優デビューを果たしていません…。今でも連絡を取っている友人の話では、どうやら僕クラスは全員声優になることを諦めたようです。めっちゃ演技がうまい人もいたんですけどね…。

いくらプロから指導されていても、間違った解釈をしていては声優デビューすることは絶対にできませんから研修生は気をつけてください。養成所は自分をアピールする方法を教わる場所ではありませんよ!

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演技力があるだけでは声優になれない

「技術(演技)力だけでは声優になれない。」と、養成所時代に現役講師の方から僕たち研究生が教わったこの言葉は事実です。

それはもう実際に現場で活躍している声優さんたちを見ればわかる通り、今でも第一線で活躍しているのは歌やダンス・トークなど多彩なスキルを持っています。

アニメオタクだった頃の僕は、今までは声優さんたちを演技の面でしか見てこなかったんですよ。でも養成所に入ったとき、声優になるためには演技以外の技術も必要であることをプロから強く教わりました。

今でもレギュラーで主演を務める声優さんたちには、もちろん素晴らしい演技力があります。クールで2枚目なキャラを演じたと思ったら、次は明るくてボーイッシュな役柄を演じることもあるくらいなので、その切り替えの速さには驚かされます。

しかし、それだけでなく過去に働いたときに得た資格やスキル、また面白い話など声優とは関係のない人間力も兼ね備えているのです。これは彼らが演技だけで生き残っていないことの証明です。

自分をアピールするだけで声優になれるなら苦労はしない!

自分をアピールする声優

声優になるには演技力以外の力が必要だとしても、研究生である僕らがまず大切にしなければいけないのは演技力を磨くことでした。どれだけ自己アピールが上手い人くなったところで、演技力がなければ絶対に声優になることはできないのです。

なぜなら、声優の仕事はキャラクターを演じることであって、自分を表現することではないからです。「とにかく自分をアピールすれば声優デビューできる!」というのは意気込み的にはよしとしても、確実に間違った考え方です。

声優を目指す人って年間3万人ほどいるみたいなのですが、事務所に所属できる人はたったの200〜300人程度です。さらに声優1本でご飯を食べて行ける人になるのはそのうち20人〜30人程度ですから、こんな厳しい世界を自己アピールのみで生き残っていけるならこんなに楽なことはないですよね。

僕だって、こうしてブログに顔出しできるくらい自己アピール力は強いんですよ(笑)。それでも声優になれなかったのは、もっと大事な演技力を鍛えることを見落としていたからです。

「声優は誰にでもなれる楽な仕事ではない」なんて養成所に入る人なら誰でも知ってると思いますが、僕の実体験を聞くとより実感を抱くのではないでしょうか。これが声優を目指した人の現実です。

自己アピールが上手な人は、養成所にたくさんいる

話している人

僕が通っていた「日本ナレーション演技研究所」という養成所では、自分をアピールすることが上手な人はたくさんいました。レッスン初日にもかかわらず、自己紹介で人前でダンスを踊ることができるひとなど、すでに演技経験があって一人芝居をできる人たちがたくさんいました。

僕は初めて彼らを見たとき「こういう自己アピールがうまい人たちがきっと声優になるんだろうな」と思っていました。これだけ自分を表現力できるのだから、きっと演技だって上達していくに違いないだろうと。

しかし現実はそうではなく、自分をアピールが上手い人でも声優になれなかったのです。この事実から何が導き出せるかというと、自分をアピールすることとキャラクターを演じることは全く別物なんです。ここ、大きなポイントですよ!

なぜ自己アピールが大切だと教わるのか?

それにもかかわらず、養成所に所属した段階から「自分をアピールする方法を学びなさい」と教わる理由は、単純に声優を目指す人にはシャイな人が多いからです(笑)。なにを隠そう、僕も日ナレに通い始めたときは自己紹介もできないようなスーパーシャイボーイでしたからね、気持ちはよく分かります。

ステージに立つと顔が真っ赤になり、後ろを向いてモジモジしてしまうような人でした。自分でもよくこんな状態で声優を目指せたなと思いますよ。レッスン中に「穴があったら入りたい!」と思ったことは数知れずです。

声優は自分の声でキャラクターを演じるお仕事ですが、そのためにはまず自分自身を表現できなければいけません。自分の殻に閉じこもっていては喜怒哀楽の様々な感情を表現することなんてできませんからね。

だからこそ、養成所に通うと最初に「自己アピールの方法を身につけなさい」と教わるのです。演じる前に自分を表現して見なさいと、そういうことなのです。

演技力のある人が声優として生き残っている現実

現段階で声優として生き残っている人を見ると、みんな演技力が超高いことがよく分かります。

こちらは、20代の頃に声優デビューして以来、30代から40代の今でも現役で活躍している人たちの名前を簡単に10人ほどまとめました。

  • 神谷浩史
  • 小野大輔
  • 中村悠一
  • 杉田智和
  • 梶裕貴
  • 朴璐美
  • 日笠陽子
  • 金田朋子
  • 田村ゆかり
  • 水樹奈々

どうでしょう。彼らはみな個性的であるのは間違いありませんが、それ以前にまず演技力のある人たちですよね。それに加えて個性があるのです。

新人声優としてデビューする人たちは毎年たくさんでてきますが、3年後、5年後、10年後も生き残っているが少ないのはこうした理由からでしょう。自己表現力でも上り詰めても結局は実力社会なのが声優業界の現実です。

自分が表現できるなんてのはあくまで入り口で。乗り越えたら自分の技術を磨いていなかくてはいけない、というのが現役声優さんたちを見るとよく分かりますね。

自分を表現できてこそ、役を演じることができる。

とはいえ、最初のうちは人前で自分を表現することさえ難しいでしょう。

僕の通っていた日ナレの基礎科(一年目のクラス)では、演技よりもまずは自分を表現する方法をたくさん学びましたね。自己紹介、ディベート、ディスカッション、積極的に手をあげること、なんでも自分を前面に出すことなどなど…ほとんどが「自分の殻を破る」ことを目的としたレッスンでした。

だからこそ、今の僕はこうしてネットに顔を出すことができるようになりました。声優養成所に入っていなかったら間違いなく、というか確実にこんな恥ずかしいことやってません(笑)。でも今ではめっちゃ楽しんでいます。

あなたが声優になるために重要な第一歩は、自分を表現することです。しかし、大切なのは演技力を鍛えてそのキャラクターになりきる力を身につけることです。逆説的ですが、声優の世界で生き残っている有名な声優たちは、この2つのバランスを巧みに使い分けています。

声優に求められている基本的な力は演技力であることを忘れずに、レッスンへと役立ててくてください。

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自己アピールをする声優

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