「多様な考え方が持つ革命的な力」を見た感想【TED】

「多様な考え方が持つ革命的な力」を見た感想【TED】

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僕たちはインターネットのおかげで、世界中の人たちの多様な価値観に触れられるようになりましたよね。人種や性別、宗教観などなど、例をあげたらきりがありません。

でも、あなたはその多様性の中に自分自身を見失っていないでしょうか。人とは違うことに対して、不安や恐怖を感じてしまっていないでしょうか。

僕もこのパターンで苦しんでいて、専門学校を中退したときは周りに誰も同じような境遇の人がいなかったので「自分は間違っているのかもしれない…」と不安になっていたことがありました。これを『多様性』と言ってしまうのは簡単ですが、人と違うことは、不安や恐怖にも繋がるんです。

 

そんな昔の僕のような悩みを抱えている人に、今回の記事のキーワードを最初に届けましょう。

みやあき
「僕たちは複雑であることに恐怖して、決して沈黙してはならない。」

これからますます多様性が増すことによって、一筋縄では解決できない問題がたくさん出てきます。

そんなときこそ声をあげましょう。自分の価値観を大切にしましょう。

そして恐れることなく、自分自身を表現していきましょう。

 

複雑な問題に沈黙することなく向き合うことによって、自分自身の存在価値を認められるようになります。

そしてそれが相手の存在価値を認めることにも繋がり、この多様で複雑な世界に秩序をもたらしてくれる唯一の方法となってくれるのです。

こんなに素晴らしいことはないよね。だからまずはしっかりと、自分自身の存在価値を認めることから始めていきましょうというお話です。

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複雑なことを目の前にすると、人は沈黙してしまう

どんなに頭がよくて知識のある人でも、複雑な問題を目の前にすると人は答えを出せなくなってしまいます。

例えば、『世界から戦争やテロをなくすにはどうすべきか』という問いに、あなたはすぐに答えられるでしょうか。もちろん、たかが1000文字程度の文章じゃ自分の考えを相手に伝えきることはできませんよね。

僕もこうして記事を書いていますが、自分が感じていることをどう言葉にすれば読者に正しく届けることができるのかを常に考えているんですね。

ところが、ですね。説明がしにくいことになると、途端に書く手が止まってしまうんです。自分でもワケが分からなくなって、記事にするのをやめてしまうこともあります。

 

まさにこの『多様性』なんてその最たる例で、こんな曖昧なテーマを日常で話せる人が身近にいません。だから伝えることを諦めてしまうことがあります。

「こんな複雑なことを、どう伝えたらいいのだろうか。」
「言葉にしても、どうせ分かってもらえないだろう。」
「こんな考え方をしてるのは、僕だけなのかもしれない。」

言いたいことはあるのに、うまく言葉に表せない。言葉にしたところで、複雑だから分かってもらえないだろう。

だから、沈黙しておくしかない。その方が楽だし。

 

今も多くの人が、こうした複雑な問題に対して「言葉で説明できないから、なにも言わずに黙り込む」という選択をしています。

そしてその結果、本当は革命的なアイデアが生み出せるかもしれないのに、そのために必要な多様性が失われているのです。

こうした答えの出せないテーマを取り上げると人は目を背けがちですが、そんなときこそ自分の考え方を伝える努力をしようよというのが、今回のテーマです。

それがこの多様な世界に秩序をもたらしてくれる、唯一の方法なのですよ。ほんと、これしかないのです。

多様性を二元性で捉えてはならない

こうした複雑な問題に直面したとき、愚かな人たち(あえて厳しく言うよ!)は、物事を2つに分けて考えようとします。

ぼくたち世代の学校教育なんかはまさにこの「二元性教育」でしたよね。つまり「右か左か」「善か悪か」といった”答えが出せる問題”を常に解いてきました。

でもですね、物事はそんなに単純ではないなんてことは、社会人になれば、世界を見渡せば誰にでも分かることなんですよ。それなのに、どうして僕たちはこの『二元性』で教育されてきたのでしょう。

それはもちろん、複雑な問題は単純にした方が”楽”だからですね。つまり、多様性を多様であるとは捉えようとしてこなかったのです。

 

この事実をTEDの中で、彼女はある思想家が残した言葉を引用していました。

曖昧さに対する不寛容さは、威厳主義的な人格の印である。

つまり「よく分からないものは受け入れない」という姿勢を取ることですが、この曖昧さに恐怖を抱いて排他的な態度を取ったらどうなるのかは、歴史がすでに証明しているはずです。

 

こうした『二元性』で物事を捉えると、本来は複雑であるはず僕たちの存在価値がどんどんと否定されてしまうのです。「世の中には善と悪があるけど、僕たちは善人でも悪人でもないよね。」ってことに気づかなくなってしまうんですね。

それじゃあこの世界の秩序は保てないでしょ、ってね。だって宇宙には善も悪も、上も下も右も左もないんだから。

だからといって方向性がなくなるわけではなくて、本当に正しい方向を見極めるたに、色々な視点(多様な価値観)が必要だよねってことで、今はこれだけたくさんの人たちが繋がり始めていて、それと同時にたくさんの波乱も起きているのです。

「みんなが正しくて、みんなが間違っている」。そのくらい広い視野を持てなければ、この世界の秩序を保つことはできないと言えるでしょう。

ニュースを見て一喜一憂をするんじゃない

そしてもう1つ、彼女は「テレビで報道されるテロなどのニュースを見て、一喜一憂するべきではない」と話しているのですが、これは僕も完全に同意なんですよ。

それはなぜか。

 

例えば、つい先日もアメリカのフロリダ州で銃乱射事件がありましたよね。もちろん許してはならない行為だし、テレビやニュースで報道してみんなに知ってもらうのは当たり前のことです。

でも、他にも中東で起きている内戦でなどで死んでいる人たちと、そこにどんな違いがあるのでしょう。

もっと極端に言うと、あなたの命とどんな違いがありますかってことなんですよ。

ここは言葉を選んで慎重に説明するべきなのですが、僕たちはどんな人であれ、等しく悼むことができるはずです。それが子供でも日本人でも、たとえ違う国の人であってもです。

 

こうした特定の場所だけにフォーカスする人が増えると、部族意識が高まります。例えば日本人の場合だと、韓国人や中国人がなにか問題を起こすと「やっぱり韓国人は…中国人だから…」という目で見る人がいますよね。

ちょっと待って下さいよ、と。あなたは相手にラベルを貼ることで、自分がどんなに酷いことを相手にしているの分からないのですか、と。

そうした部族意識が高ると、ますます僕たちは閉鎖的になり、多様性を認めなくなってしまいます。日本のような島国は特にこの傾向が強いですよね。

日本人同士の繋がりは閉鎖的で守られている反面、世界が繋がり始めている今の世界では弊害にもなりえるのです。

 

つまり、僕たちはどこか一つの場所で起こっている悲劇だけを取り上げる必要などないということに気づかなくてはいけません。特定の国や人種だけ悼むようでは、世界が分断されてしまいます。

勘違いしないでくださいね!どんな悲劇だって悲しいことに変わりはありませんよ。

ただ極端にいってしまうなら、そんな暇があったらやるべきことをやりましょうよってことなんです。どんなに嘆いたところで世界はよくならないんですから。

それに等しく悼むことができるならば、1つ1つの悲劇を取り上げて自分自身を消耗させることに、なんのメリットもないことに気づけるはずです。

闇と戦おうとしても勝てないのですから、僕たちは光をもたらせる世代になりましょう。その為に、色々な人たちとの繋がりがあるのです。

多様性を持たない者から学べ!

そして最後に、これまで「多様性を持つことの大切さ」を話してきましたが、僕たちがこうして多様性を学べるのも、多様性を持たない者がいるからです。逆説的ですがね!

この事実を、彼女はある詩人の名言を引用して話していました。

私はおしゃべりな人々から沈黙を学び、
不寛容な人から寛容を学び、
不親切な人から親切を学んだ。
レバノンの詩人 – ハリール・ジブラーン

あなたの周りにいる多様性を持たない人が、他人に、もっというと自分自身をどんなに苦しめているのかをよく観察してみて下さい。彼らは状況や人々にラベルを貼って、自分自身で苦しみを生み出しているはずです。

その姿を見て、僕たちは学び、多様性を持つことができるんです。なので大きな視点から見れば、多様性を持たない人だって、多様性のうちの一人なんです。

だから多様性という大きな視点を持つ僕たちは、誰も敵を作る必要なんてないのです!なぜなら僕たちには、そんな人たちでさえ包み込める寛容さを持っているのですから。こんなに世界が素晴らしくなる方法はないよね!!!

 

しかしながら、相手の多様性を認められるようになる為には、まず自分自身を認めることから始めなくてはいけません。

なので自分のやりたいことをやりましょう。好きなことを見つけましょう。そして恐れることなく、行動に移していきましょう。

僕も沈黙を守ることなく、どんどんと発信していきますよ…!!「この国のしがらみなんか知るか!!」ってくらいに言いたいことはたくさんありますからね。

ということで、彼女の勇敢な姿をどうぞ。20分と長いですが、話の組み立て方がめちゃくちゃ上手なので分かりやすいです。このくらいものごとをうまく組み立てて話せるようになりたいものですね…頑張りやす!

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