今

幸せになりたかったら、今にしっかりと根をおろそう。

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体にタトゥーを入れたいくらいだ。幸せにはコレしかないだろう。

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今の社会構造はそもそも人を幸せにしない。

今の社会は消費社会。

新商品を消費者に「買わなきゃ!!」と思わせるよう、CMではタレントや有名人を使い、あたかもそれが生きていくために必要だと感じさせる。ほとんどの人は物を買っているのではなくて、そこに付随するアイデンティティーを買っている。つまり「これを買えば、あなたも〇〇みたいになれますよ!」という自己イメージの強化。本当に必要なのは物じゃない。

「ビジネスはなぜ必要か?」と国々に問いかけた元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏だったが、人々はその答えを出せなかった。そこに人間が幸せになれない根源、つまり消費社会の悪いところがあるよね、と。

そんな中で無意識に生きていては、僕たちはいつまでたっても幸せにはなれないのだが、誰もこの事実に気づかない。根源が腐ったまま、表面的な物事で解決しようとするが、いずれほころびが出るだろう。

 

今の世の中、普通に生きていたら必要だと思わされるものばかりで溢れている。

友人、恋人といった人間関係から、服やスマホ、家、車といった物質まで。これらはほぼ、お金さえあれば買えるものだから、人間はもっともっとを欲しがらずにはいられない。

この「もっともっとより多く」を求める人間の欲望は底なしの沼だ。地球の資源とも釣り合いがとれなければ、一生満たされることもない。

多くの人が大金を手に入れたら自由になれると思っているが、すでにある人生の豊かさを認めない限り、僕らはどこに行っても満たされないまま死んでいくことになるだろう。

いや、死ぬ前に病院の寝床につき、所有や達成など外部的な目的が剥がれて、ようやく満たされた気持ちになるのかもしれない。「求めていた幸せは、いつもここにあったんだ」と。

今に深く根を下ろす。

人生で起こる出来事が水平軸だとするならば、今に深く根を下ろすことは垂直軸にある。

僕らは人生のどこかで、誕生や達成といった喜びだけでなく、失敗や喪失があることを知る。いつもワクワクした気持ちでは過ごせない。山のない谷などないし、高く昇れば必ず落ちる。

この水平軸、つまり形のある世界しか知らなければ、まさにウィンストン・チャーチルが「ロクでもないことの連続」と称した人類史のなかで彷徨うことになるだろう。

なにかを達成し喜びに満たされたかと思えば、またすぐに絶望へと変わる。いっとき楽しむために、永遠のような辛さを経験しなければならない。

「人生は山あり谷ありです」というのは事実だが、しかし相対的な事実でしかない。人生の山と谷を決めているのは誰か?あなただ。より正確に言えば、あなたの思考だ。宇宙から見れば山と谷などないし、上も下もない。もちろん善悪なども存在しない。

こんな「ロクでもない世界」で自分自身を見失わずに生きるには、しっかりと今に深く根をおろすしか手段は存在しないのだ。

 

仏教ではこれを”悟り”とよび、キリストでは”内なるキリスト”、スピリチュアルでは”目覚め”と呼ぶ。しかし、どんな言葉も真理を指し示す指標に過ぎない。「月を指す指は月ではない」という賢者の言葉は、どんな言葉や思考も真理を表していないことを意味している。

僕はイエスの言葉を引用しているが、宗教に所属する気などない。かといって否定するつもりもない。宗教は真理を指し示すが、しかしそれ自体は真理ではないからだ。だから自分たち側にしか真理がないと説き、排他的な行動をとる宗教家たちは、まだ自分は真理にたどり着いていないと気づくときが来るはずだ。

 

このロクでもない世界から抜け出そう。今に深く根を下ろそう。そこに平和も豊かさも愛も、全てが整えられている。

この記事を読んで、あなたの中に反応するものがあるとするならば、「なるほどそうか」と感じるものがあれば、そこに真実がある。私はこの本を読んで、より自分自身を探求することをオススメしたい。

自分自身を知ること、これより大切な人生の目的などないだろう。自分を知る人にのみ、人生は開かれる。

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