僕は2017年から追加されたMacBookPro13インチの、容量が一番小さい128GBモデルを購入しました。
これまでは526GBモデルを使っていたので、正直なところ「容量が足りるかな?」といった心配もあったのですが、2ヶ月ほど使っていますがまったく困っていません。
これからもし15インチのハイスペックモデルにも128GBモデルが登場したら、おそらくすぐに飛びつくと思いますね。それくらいこのHDD容量の少ないノートパソコンには大満足しています。
これからMacBookPro、またはその他のノートパソコンの購入を検討されている方は参考にしてみてください。コストパフォーマンスもいいですしオススメです。
HDD容量が少ないと、無駄なデータを溜め込まなくなる

僕は中学生3年生の頃に1TBもあるパソコンを購入したのですが、音楽や動画をバンバンとインストールしていたせいで容量がすぐにいっぱいになってしまっていました。しかも当時は今よりもHDDの値段は高価でしたから、外付けHDDで容量を拡張するといったことも容易にはできませんでした。
でも、当時の問題は容量が少なかったことではなくて、僕がデータの整理をできていなかった点にあります。
パソコンで仕事をしている人ならわかると思いますが、ノートパソコンとはいえ容量は1TBも必要ないですよね(笑)。
特に今の時代、必要なものがあったらクラウドに保存しておけばいいだけなので、「パソコンには大容量のHDDが必要!」という考え方は、かなり古いものになりつつあります。
それにHDDの容量が多くなると、必要のないデータをいつまでも持ち続けがちです。部屋もそうですが、収納スペースが多いほど片付かないんですよね。
僕の場合だと、専門学生時代に使ったPhotoshopのデータや写真素材など、卒業してから2年後もまだ保存されていましたからね(笑)。「いや、そのデータファイルはノートパソコンに本当に保存しておく必要なくない?」といったものばかりがHDDを圧迫していました。
128GBで心配なのは、アプリケーションの容量
でも一番パソコンの容量を使うのは、実は画像や動画などの素材ではなく、アプリケーション類なんです。
こちらが、現在僕の2017年MacBookPro13インチ128GBモデルのHDD容量です。システムの次にアプリケーションの占める割合が多いですよね。

システムが22GBとかなり大きいのですが、これはどうしようもないですからね。多く見積もって30GBほどはシステムに使われる、と思っておくのがベストかと思います。
そしてアプリケーション容量ですが、僕はAdobeのPhotoshopとLightroomしか入れていないので10GB程度に収まっています。もしAdobe全製品を全てインストールすると30GBほど必要になるので、そうすると実質的に使えるのは50GBということになります。
Adobeのアプリケーションが全てあればほとんどのことはできてしまうのですが、これ以外にもたくさんのアプリを使って作品を作りたいという方にとっては、128GBモデルは小さすぎるかもしれません。
しかし、ノートパソコンの容量は50GBもあれば十分に使える、というのが僕の見解です。
ノートパソコンのHDD容量が50GBあればできること

いちばんHDDの容量を使うのは間違いなく動画ですが、仮に1080p60fpsの動画をノートパソコンに取り込むとしましょう。
で、そうするとだいたい32GBあたりで300分(5時間)までの長さの動画ファイルを取り込める計算になるのですが、5時間のファイルをまるっと編集する人って、まぁいないですよね(笑)。
なので書き出した後の容量を計算するので多少開けておくとしても、50GBの容量がもあれば十分に動画の編集も可能ということになります。
もちろん4K60fpsの動画を編集したり、たくさんの動画をつなぎ合わせたい人には全く足りませんが、そうなると容量以前にCPUやグラボなどのハイスペックモデルが必要になりますからね。ノートパソコンではなく据え置き型のMacProなどが必要になるでしょう。
つまり、ノートパソコン程度であれば50BGの容量があれば十分に活躍できるということです。Webサイトを見たりちょっとした動画の編集をする人たちにとっては、わざわざ高いお金を払って内蔵型のSDDを大容量にする必要はありません。
128GBモデルは外付けHDDが必須!

しかしながら、もし128GBモデルのノートパソコンを使うのであれば、間違いなく外付けのHDDが必須になります。「前の仕事で使ったデータをもう一度使いたい!」ってときに、外付けHDDはやっぱり便利です。
「わざわざ外付けにしなくても、内蔵型の大容量HDDにすればいいんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、これにはデメリットが2つあります。
まず1つ目が、内蔵型のHDD(SSDも)は高すぎるという点です。MacBookProは128GBから258GBまで130GBアップさせるだけで、なんとお金が2万円以上かかります。

外付けHDDで2万円もあれば、だいたい3TB〜4TBの容量がありますからね。単純計算で20倍以上お得ということになります。
そして2つ目は、外付けHDDにするとデータファイルの整理ができるようになる、という点です。

僕の汚いデスクトップ画面。
僕みたいに片付けができない人って、パソコン本体の容量が多いといっぱいになるまで整理しないんです(笑)。それに、ファイルを一覧表示した時に昔のものが出てくると、集中力が切れてしまうんですよね。「うわ、まだこんなファイル持ってるよ…」ってなる。
でも、現在は仕事をするたびに使い終わったファイルを外付けHDDに保存しているので、ご覧の通りとても綺麗になっています。

常にパソコンの容量を整理しておくことによって、ストレスなく作業することができているので効率も非常に高まりました。
まとめ
ノートパソコン(特にMacBook)で一番お金がかかっているのって、CPUでもグラボでもなく、内蔵型のHDDなんですよね。
「大は小を兼ねる」なんて考え方はもう古いですね。今は持ち物をいかに少なくして、生産量を増やせるかの方が大切です。
内蔵型のHDDは容量を減らしてもパソコンの一番大切な処理速度などのスペックが下がるわけではないので、予算が少ない方にもオススメです。常にデータの整理ができると、すぐに目的のものを取り出せるようになりますよ。
それでわっ!